幹部ら「通常の業務の範囲」SMBC日興証券 相場操縦(2022年3月6日)
SMBC日興証券幹部らの相場操縦事件で、幹部らが逮捕前の任意の調べに対して「通常の業務の範囲」などと話していたことが分かりました。
トレボー・ヒル容疑者（51）ら4人は2019年以降、「相場操縦」という不正な株取引をしていた疑いが持たれています。
関係者によりますと、4人は逮捕される前、東京地検特捜部などの任意の調べに対して容疑を否認し、なかには「通常の業務の範囲」「株価が安いときに買っただけ」などと話す者もいたことが分かりました。
一方で元社員は、「通常の業務とは言えない」と話します。
SMBC日興証券元社員・中沢隆太さん：「今回は『それはやらないだろう』というレベルだと。（相場操縦行為は）一番やってはいけないことというか、一番市場に向き合う人間としてはしてはいけないこと」
東京地検特捜部は家宅捜索で押収した資料の分析を進め、実態解明を進めるものとみられます。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
