住民避難、早くも頓挫か 「ロシア軍が停戦守らず」地元州知事(2022年3月5日)
ウクライナ南東部のマリウポリで実施される予定だった「退避ルート」による住民の避難はロシア軍の攻撃が続いているため延期されました。
東部ドネツク州のキリレンコ知事はツイッターで「ロシア軍が一時停戦を守らず、マリウポリとその周辺への砲撃を続けているため、安全上の理由から住民の避難は延期になった」と明らかにしました。
これに先立ち、ロシア国防省とウクライナ当局はマリウポリとボルノバーハで一時停戦し、退避ルートによる住民の避難を5日から数日間行うと発表していました。
ウクライナ政府はマリウポリから20万人以上を避難させる計画でしたが、延期された住民の避難が5日中に行われるのかは不明です。
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