玉川徹が取材…世田谷にお城?「高級シニアレジデンス」入居に1億円以上必要な部屋も【羽鳥慎一モーニングショー】(2023年12月22日)

玉川徹が取材…世田谷にお城?「高級シニアレジデンス」入居に1億円以上必要な部屋も【羽鳥慎一モーニングショー】(2023年12月22日)

玉川徹が取材…世田谷にお城?「高級シニアレジデンス」入居に1億円以上必要な部屋も【羽鳥慎一モーニングショー】(2023年12月22日)

 今、「新たな終の棲家」として高級シニアレジデンスが注目されています。入居するには1億円以上必要な部屋もありますが、老後の豊かな暮らしとは何か…。

 玉川徹が金銭的な豊かさが特徴の高級シニアレジデンスを取材してきました。
 
■高級シニアレジデンス 特別なひと時
 
 東京・世田谷区の閑静な住宅街にそびえ立つのは、お城のような造りのシニアレジデンス「グランクレール馬事公苑」です。

玉川氏
「なんかお城みたいですね」

グランクレール馬事公苑 関みゆき支配人
「ありがとうございます。恐れ入ります」
 
 早速、中に入ってみると、エントランスにはコンシェルジュが常駐し、居住者の様々な依頼に対応してくれます。
 
玉川氏
「高級ホテルのエントランスという感じですね」
 
関支配人
「こちらがラウンジになります。こちらフリードリンクでコーヒーとか召し上がっていただくスペースになります」
 
 ラウンジには厳選された家具がしつらえられ、優雅なひと時を過ごすことができます。中でも目を引くのが、演奏に訪れるプロも驚くというグランドピアノです。

関支配人
「スタインウェイのニューヨークというもので、日本には2つぐらいしかないというふうには(聞いています)」
 
 ピアノが弾ける番組スタッフが、試しに「エリーゼのために」を演奏してみました。
 
玉川氏
「やっぱりすばらしい音でした」

関支配人
「よくそのようにお褒めいただきます」
 
 ラウンジから臨む庭では、春には桜が咲き誇り、入居者たちの目を楽しませています。

■高級感あふれる部屋…気になる値段は?

関支配人
「では地下のプールに…」

玉川氏
「地下もあるんですか」

関支配人
「地下に大浴場とプールと…」

玉川氏
「大浴場!プール!?プールあるんですか?」

 フィットネス器具が並ぶその横に広がっているのが、地下でも天井からは陽の光が降り注ぐ15メートルプールです。

 足が不自由な人でも入れるようステップが備え付けられ、好きな時間に利用できます。すぐ隣の広々とした大浴場には、サウナや露天風呂も併設されています。

玉川氏
「どれどれお風呂。いい感じ。鳥の鳴き声も聞こえて」

 他にも館内にはカラオケルームや麻雀などを楽しめる娯楽室に、社交ダンスなどを楽しめるイベントホール。ゆったりイスに座りながら鑑賞できる本格的なシアタールームまであります。

玉川氏
「これ、映画館以上ですよ。これは映画会社の試写室レベルです。これはすごい」

 さらに、ペットのトリミングをしてもらえるペットケアサロンや陶芸工房など、多彩な共有スペースを利用することができます。気になるお部屋は…。

玉川氏
「最初からすごいんですけど、シャワーが2つありますよ。バスルームとシャワー専用と両方あります」

関支配人
「車いすでも移動できるバリアフリーになっている」

玉川氏
「一切ないんですね。段差が」

 段差のない玄関を抜けると、およそ19畳の広々としたリビングには開放的なオープンキッチンも備えられています。

玉川氏
「リビングダイニングですね、これどれくらいあるんですか?」

関支配人
「全体で110平米」

 さらに大きな窓の外には…。

玉川氏
「開けている状況が約束されているということですね」

 辺りを一望できるベランダからは隣の馬事公苑はもちろん、天気の良い日には富士山を望むことができます。

玉川氏
「すごいね。入りたいわ」

 他にも豊富な収納や大理石のウォークインクローゼットなど、高級感あふれる部屋の気になるお値段は…。

玉川氏
「75歳で入るとしたら、いくら必要なんですか?」

関支配人
「さっきのモデルルームだと1億5000万円くらい。月々のランニングコストが25万円くらい」

 高額な費用にもかかわらず、部屋によっては順番待ちがあるといいます。

玉川氏
「全部拝見しましたけども、こういうのあったらいいなが、全部この中に詰め込まれている。一言でいえば、リゾートホテルですね。高齢者用のリゾートホテル。何でもありますから。ちょっとびっくりしました」
 
■終の棲家で迎える「充実した毎日」

 「入居希望者が後を絶たない」という高級シニアレジデンスには一体、どんな人が暮らしているのか。同じ系列の「グランクレール成城」に入居して1年になる西田さんご夫婦に話を聞きました。

玉川氏
「いかがですか?お住まいになって」

夫(86)
「楽ちんですね。良いですよ」

妻(88)
「快適です」

 定年まで電機メーカーの開発部門に勤めていた夫と、語学力を生かしイギリス大使館などで働いていた妻。これまでコツコツためたお金で入居費用を一括で支払い、月々の支払いは年金で賄っています。

玉川氏
「奥様、こちらに住んで一番良かったことは?」


「家事から解放されたこと。毎日、毎日、きょうは何を作って何を食べようかと考えるのが面倒になってきました」

玉川氏
「なるほど」


「あとは安心というか。だんだん歳をとってくると、身体も弱まりますから。いつ何が起きるか分からないけど、そういう時でもすぐ手当をしていただけるということが一番の(理由)」

 自由な時間と安心を求めたどり着いた終の棲家。今では充実した毎日を過ごせているといいます。

玉川氏
「現時点で100点のうち何点?」


「私はもう100点」


「私も100点くらい」


「特に不満ないですね」 
 
■豪華施設…説明者の参加者は感動
 
 シニアレジデンスについて特集した本が出版されるほど注目を集めるなか、先日開催された説明会に参加した人は次のように話しました。
 
説明会に参加した女性(61)
「元気なうちから、いろんなところを見て、自分の暮らし方とか、そういうのと合うような。そういうところを見つけたいなと思って」
 
 息子と一緒に都内から訪れた78歳の女性は、ご主人の遺産と息子の支援を元に入居を検討しています。
 
説明会に参加した女性(78) 
「(大事なのは)やっぱり雰囲気とスタッフさんじゃないかしら。設備とかそういうのはいいに決まっていると思う。でも、その他は人によって変わるでしょうから」
 
 施設の案内が始まると、熱心に説明に耳を傾ける参加者の3人。
 
東急イーライフデザイン営業部 内山勇治係長
「ご高齢になられた方がおっしゃるのが、『お風呂の掃除が大変になってくる』と」

参加者
「一番、大変なんだよね」

内山係長
「腰を曲げて掃除しなければいけないですし、水あかもなかなか取れない。風呂掃除しなくても、こちらのお風呂で対応できるかなと」
 
 1LDKの部屋を案内してもらいました。
 
内山係長
「ベッドサイドにナースコールボタンがございまして、夜間就寝時に何かあった時にはボタンを押していただくと、すぐにスタッフが飛んでくることができるようになっております」
 
内山係長
「実は館内にクリニックを併設しておりまして」

玉川氏
「そうなんですか?」

内山係長
「そうなんです」
 
 館内にクリニックが併設されていて、健康診断や予防接種を受けることもできるといいます。
 
参加者
「クリニックがついている建物?」

内山係長
「おっしゃる通りです」

玉川氏
「それはどうですか?」

参加者
「うん」

玉川氏
「良い?」

参加者
「うん」

参加者
「安心だし、どこか遠くまでお医者さんに行っている時間が短縮されますもんね」
 
 昼食は、普段入居者に出されている専属シェフが作った栄養バランスの良い和食ランチです。
 
参加者
「おいしい。みんな魚もおいしいし、味付けがいいね」
「とても家庭的な味でありながら、高級感というか、すごく食べやすいお味です」
 
 豪華な施設に、終始驚かされ続けた参加者の3人。
 
玉川氏
「どうもお疲れさまでした」

参加者
「楽しかったわ」

玉川氏
「いかがでした?」

参加者
「もう本当にぜいたくな時間を過ごさせていただきすぎてしまって、これから家に帰って現実に戻った時にどうかなと冷静に考えてみたいと思います」

玉川
「中身的にはもう?」

参加者
「申し分ない」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年12月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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