【まん延防止】行楽シーズン目前の延長… 各所に影響 “悲痛”の声 新型コロナウイルス

【まん延防止】行楽シーズン目前の延長… 各所に影響 “悲痛”の声 新型コロナウイルス

【まん延防止】行楽シーズン目前の延長… 各所に影響 “悲痛”の声 新型コロナウイルス

まん延防止等重点措置について、政府は18都道府県で今月21日まで延長することを4日、正式に決定しました。春の行楽シーズン目前の延長に、客足が回復しない観光地からは悲痛の声が上がっています。

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早咲きの桜も咲きすすみ、穏やかな陽気となった4日。

神奈川県鎌倉市の小町通りでは、平日にもかかわらず多くの観光客の姿がありました。

観光客
「少しでもすいているかなと思って平日に来たんですけど、結構人がいて」

観光客
「都心だとやっぱり人がちょっと多いので、こっちの方がまだ人は少ないかなって」

人出がもどってきたようにも見えますが…。

鎌倉小町商店会 今雅史会長
「(まん延防止の延長は)つらいところだと思いますね。まん延防止が終わってくれて、少し回復してくれればと思っていた」

まん延防止等重点措置について、政府は18都道府県で今月21日まで延長することを4日、正式に決定しました。

小町通りではコロナ前の7割ほどまで観光客が戻ってきているということですが、まん延防止措置以降、観光客は減少。延長されれば回復は見込めないといいます。

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いまだおさまらない新型コロナの猛威。4日も東京の感染者は1万人以上。

影響は恒例の春まつりにも…。

都内有数のお花見スポット、目黒川では例年、桜まつりを開催。しかし、このエリアで5万人の来場者があったこのまつりは今年、中止を決めました。

目黒イーストエリア商店街連合会 藤森昇会長
「今年を含めると3年連続の中止です。年明けからずっとオミクロン株がはやっていたので、断腸の思いで中止にしました」

2019年を最後に開催できていないという桜まつり。毎年まつりに店を出し、たっぷりの豚肉やシイタケやタケノコなどの食感を楽しめる肉まんを販売していた店からも――

目黒五十番目黒店 今井幸夫さん
「残念というのが一番強いですね。この時期だけ手前どもの肉まんを食べてくださる方もいらっしゃる」

まつりの開催は、その時しか来られない人との出会いが、売り上げ以上に価値があるといいます。

目黒イーストエリア商店街連合会 藤森昇会長
「来年は何でもかんでもやるぞという思いでいます」

一方、観光地、群馬県の草津温泉では…。

桐島屋旅館 中沢修司代表
「“またか”という感じではありましたね。(まん延防止が)6日に終わっていただくと助かるなという気持ちではあった」

卒業シーズンの3月は例年、学生の団体予約が多いといいますが…。

桐島屋旅館 中沢修司代表
「団体客が今いないような状態なので、売り上げにはかなり影響してくる」

この旅館では、現在、予約のキャンセルは出ていないということですが、3月後半の連休への影響を危惧しているということです。
(2022年3月4日放送「news every.」より)

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