高校授業料“完全無償化”、大阪府外の参加はわずか13校 吉村知事「大きな一歩」引き続き募集の方針_12/21

高校授業料“完全無償化”、大阪府外の参加はわずか13校 吉村知事「大きな一歩」引き続き募集の方針_12/21

高校授業料“完全無償化”、大阪府外の参加はわずか13校 吉村知事「大きな一歩」引き続き募集の方針_12/21

 大阪府の新たな高校授業料の無償化制度について、大阪府外の全日制の私立高校はわずか13校にとどまることが分かりました。

大阪府・吉村洋文知事
「大阪府内の私学の支援推進校に加入していた学校はすべて加入するということと、兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山でも加入する学校がある」

 21日、大阪府の吉村知事は、新たな高校授業料の“完全無償化”制度に参加する学校名を公表しました。

 来年度から段階的に始まる新制度では、生徒一人あたりの授業料を年間63万円までは国と府が補助し、超える分は学校側が負担します。所得制限をなくし、すべての府民が「授業料ゼロ」の対象となるということで、府内の子育て世帯の期待が集まりました。

 しかし、新たに対象となった大阪府外では、125校ある全日制の私立高校うち、わずか13校が参加。和歌山はほぼすべての高校が参加となりましたが、京都からは1校、兵庫、奈良からは2校ずつ、滋賀はゼロと、ほとんどの学校が不参加または検討中という結果になりました。

 他府県で一番に参加を表明したのは、和歌山県の高校。

初芝橋本高校・佐本一晃校長
「大阪からの生徒がかなりの割合を占めているので、無償化制度に参画しないとなると、現在大阪から通ってくれている在校生も対象外となるので、それは保護者に対して申し訳ないというか、言い訳が立たない」
(Q:経営でも(大阪府からの生徒に)頼っている?)
「そうですね」

 一方、不参加を決めた奈良県の高校。63万円を超える授業料を設定していて、新制度に参加した場合、学校側に費用負担が発生するほか、地元・奈良から通う生徒との間に差が生まれることになります。

西大和学園・田野瀬太樹理事長
「いろんな新しい教育を取り入れて、『面白いことやります』『先生方も熱心です』という学校の授業料は高くなる。この制度に入ることで、本当に大事な私立学校の経営の自由が奪われると思った」

 この高校でも約半数が大阪から通っていて、 生徒の中にも戸惑いが広がりました。

大阪から通う高校2年生
「ちょっと負担が楽になるなら、下に“きょうだい”もいるのでいいのかな。ただ大阪府だけということで、もしかしたらその弟の進路にも関わってくるかもしれない」

 この状況に吉村知事は。

 大阪府・吉村知事
「初めての制度なので、どういうふうに運営されるのか分からないというところもあると思います。その中でも13校の全日制の高校が手をあげてくれたというのは大きな一歩。こういったことにどんどん取り組むことで、全国で高校の無償化の動き広がってくる。国がやらなきゃいけないんじゃないかということにもなってくる」

 地域によって反応が大きく分かれた高校授業料の“完全無償化”。大阪府は「新制度に参加する学校を引き続き募集する」としています。

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