ALS嘱託殺人事件で元医師に懲役2年6か月の判決　弁護側は無罪を主張

ALS嘱託殺人事件で元医師に懲役2年6か月の判決　弁護側は無罪を主張｜TBS NEWS DIG

難病ALSの女性患者から依頼を受け、殺害したなどの罪に問われた元医師に、京都地裁は懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

判決によりますと、元医師の山本直樹被告（46）は4年前、医師の大久保愉一被告（45）と共謀し、難病のALSを患った林優里さん（当時51）から依頼を受け、薬物を注入し殺害するなどしました。

これまでの裁判で、検察側は懲役6年を求刑し、弁護側は「大久保被告単独の犯行だ」などと無罪を主張していました。

きょうの判決で京都地裁は、「山本被告は、大久保被告が安楽死や医療に紛れて殺害することに興味を持っていたと認識していた。大久保被告が山本被告に事前に計画を伝え、同行を依頼したと考えるほかない」と指摘し、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

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