五輪談合 大会組織委員会 次長に懲役2年執行猶予4年の有罪判決「受注調整を主導し中核的な役割を担った」東京地裁|TBS NEWS DIG

五輪談合 大会組織委員会 次長に懲役2年執行猶予4年の有罪判決「受注調整を主導し中核的な役割を担った」東京地裁|TBS NEWS DIG

五輪談合 大会組織委員会 次長に懲役2年執行猶予4年の有罪判決「受注調整を主導し中核的な役割を担った」東京地裁|TBS NEWS DIG

東京オリンピック・パラリンピックをめぐる談合事件の裁判で、大会組織委員会の幹部だった“キーパーソン”に対し、有罪判決が言い渡されました。

東京地裁
「被告は犯行を発案した上、事業者間での受注調整を主導し、中核的な役割を担った」

大会組織委員会の次長だった森泰夫被告(56)。電通など6社の担当者と共謀し、テスト大会と本大会の会場運営をめぐる2018年の入札で談合を行った罪に問われています。

森被告
「オリンピックの成功のため、素晴らしい大会にするためだった」

これまでの裁判で起訴内容を認めていた森被告。検察側は森被告と電通の幹部が業者と面談を進めたとして、詳細なやりとりを法廷で明らかにしました。

当時、ある業者からバスケットボール会場の落札希望を伝えられると…

森被告(検察側の主張より)
「バスケは電通でしょ」

こう述べて入札の参加を断念させていました。

きょうの判決で東京地裁は、名指しこそ避けたものの、森被告と「電通」との関わりを厳しく指摘。森被告に懲役2年、執行猶予4年を言い渡しました。

東京地裁
「被告は圧倒的最大手の事業者の従業員らに協力を求め、結託した。最大手の事業者に入札させるため、他社の企画提案書や見積書を提供することまでしていた」

一方、その「電通」は談合について、起訴内容の大半を否認。

きょうの有罪判決がほかの会社の裁判にどう影響するか注目されます。

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