岸田総理は松野長官の更迭否定 自民ベテラン「もうもたない」(2023年12月8日)
国会では衆議院で予算委員会が開かれていて、疑惑を巡り、松野官房長官や岸田総理大臣が野党からの追及を受けています。
(政治部・村上祐子記者報告)
松野長官は、国会の場でも何を聞かれてもほぼ同じ答弁を繰り返しています。
立憲民主党 枝野幸男前代表:「パーティー券の販売ノルマを超えた分を派閥の方には報告計上せず、自分のところで抱えていた、そういうケースはあったんですか、ないんですか」
松野官房長官:「精査して適切に対応してまいりたい」
立憲民主党 枝野幸男前代表:「あなた自身が答えられることだし、あなた自身じゃなきゃ答えられないことです。お答え下さい」
松野官房長官:「精査し適切に対応してまいりたい」
また、枝野氏は岸田総理に対し「この問題で松野長官と話をしたのか」とただしましたが「捜査に影響を与えるのでやり取りは控えたい」とゼロ回答でした。
また、松野長官の去就についても、「スポークスマンとしてしっかり発信してもらう」として続投させる考えを示しました。
松野氏自身も国会の場で改めて辞任しない意向を示しています。
ただ、ある自民党のベテランは「松野長官はもう持たない」と述べるなど、党内では交代論も出始めています。
別の自民党議員からは「これを機に、派閥自体を思い切って解消した方が良い」との意見も上がっています。
野党側は、松野長官の国会への証人喚問や辞任を求めています。
ある立憲議員は「問題が政権の本丸まで来ている」として、さらに攻勢を強める考えです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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