台湾版「今年の漢字」発表 不足を意味する「缺」(2023年12月7日)
1年の世相を表す台湾版の「今年の漢字」が発表されました。「足りない・不足」を意味する漢字が選ばれました。
台湾の1年を表す漢字に選ばれたのは「足りないこと」を意味する「缺(けつ)」という文字でした。
今年の漢字は約6万5000人の市民からの投票で選ばれました。
缺という文字に票が集まったのは企業の人材不足や若者の給料不足、また、鳥インフルエンザなどによって発生した台湾の「卵不足」が理由だということです。
イベントを主催した台湾メディアの編集長は「以前はマスクやワクチンが足りなかった。今年は給料が足らず若者たちは家を買うことができない」と話しました。
2位以下の漢字は不足した「蛋(たまご)」のほか、特殊詐欺が急増したことから「詐(いつわる)」「困(こまる)」が選ばれるなどネガティブな漢字が続きました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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