最愛の子ども失い…一生消えない傷が…京アニ裁判で遺族や被害者が語る『憤り』青葉被告は初めて謝罪

最愛の子ども失い…一生消えない傷が…京アニ裁判で遺族や被害者が語る『憤り』青葉被告は初めて謝罪

最愛の子ども失い…一生消えない傷が…京アニ裁判で遺族や被害者が語る『憤り』青葉被告は初めて謝罪

 京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判は6日、遺族や被害者の意見陳述が終わり、青葉真司被告が初めて謝罪の言葉を口にしました。残された人たちの言葉から見えてきたものとは。(取材・報告=阿部頼我記者)

 事件から目を背けたい気持ちを抑え、多くの遺族らが直接被告に向き合い、思いを述べました。原動力となったのは被告に対する『憤り』だと感じました。

 2019年、京都アニメーション第1スタジオに放火し、36人を殺害した罪などに問われている青葉真司被告の裁判では23人もの遺族や被害者が法廷に立ち意見を述べました。

 ある遺族は最愛の子どもを失った喪失感の中、生きていかなければならない辛さを、別の被害者は一生消えない傷を負った悲しみを訴えました。

 青葉被告はこれまでの裁判で、自分の経験や考えは、よどみなく語る一方、都合が悪いことには口数が少なくなり、京アニや被害者たちにも責任があるととれるような発言も見受けられました。

 これに対し、遺族らは「深刻に受け止めているように思えず絶望した」「黙っているからと言って何も感じていないと思わないでほしい」などと訴えかける姿が何度も見られ、裁判を通じて膨らんだ憤りの大きさを感じました。

 この日行われた被告人質問で、青葉被告は初めて「申し訳なかった」と明確な謝罪の言葉を口にしました。しかし、これまでの態度から「本当に反省しているのか」と遺族からは疑問の声も上がりました。

 法廷に立った遺族ら全員から、極刑を望む声が聞かれたのが印象的でしたが、その後の青葉被告の様子からは遺族らの気持ちが届いたようには思えませんでした。

 3か月に及んだ裁判は明日結審する予定です。

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