コンパクトで「無駄なく」「効率よく」関西で増える小型スーパー “ちょうどいい”が買えるその戦略

コンパクトで「無駄なく」「効率よく」関西で増える小型スーパー “ちょうどいい”が買えるその戦略

コンパクトで「無駄なく」「効率よく」関西で増える小型スーパー “ちょうどいい”が買えるその戦略

 日ごろ私たちが買い物に行くスーパー。実は今、関西のスーパーが生き残りをかけた戦いを繰り広げています。キーワードは「小型化」です。

 大阪府茨木市にあるこちらはスーパーを展開する平和堂が“スマートな買い物ができる”としてオープンした「小型スーパー」です。

 平和堂によりますと、通常店舗ではテニスコート5個分にあたる1000平方メートル以上の売り場面積があるということですが…。小型化したこちらの売り場面積は通常店舗の約半分、534平方メートル。実際に店内を一周してみると約1分で周ることができました。

 商品の数は通常店舗の約6割ですが、食品から日用品、惣菜の種類も豊富で、クオリティーは従来の平和堂と変わらず。さらに、会計はすべてセルフレジになっていて、待ち時間を短縮できるとしています。

 フレンドマートスマート茨木サニータウン店・田村剛店長
 「小さい店なので買い回りしやすい、効率的に買い物できるところがメリット。大きいところは色々なところを回って買い物するが、 小規模(店舗)はすぐに買い物できて、なおかつレジアウトができる」

 利用客
 「大きなスーパーだと混雑してレジを待たないといけないところが大変」

 コンパクトで「無駄なく」「効率よく」短時間の買い物がメリットの「小型スーパー」。全国スーパーマーケット協会によりますと、小型店の数は10年前に比べて約30%増えています。

 “小型化”の流れは、他にも…。大阪市西区に4年前にオープンした「Miniel 西本町店」。スーパー大手・ライフがオフィス街の中心に展開する小型の店舗です。その狙いがー。

 属ちひろ記者「こちらのスーパーでは、このように1人暮らしの人も手に取りやすいような、コンパクトな総菜が数多く売られています」

 コンビニよりも豊富で、大型スーパーと比べても遜色ないラインナップ。周辺は単身者や働き盛りの世帯が約8割を占めていて、商品を小分けにすることで少人数でも“ちょうどいい”商品が提供できています。

 利用客
 「職場に近いというところと、商品がまとまっているのですぐに買いたいものが買える」
 「このあたりはコンビニばかりなんで、スーパーはコンビニよりちょっと安い。サラダ買いました。コンビニでサラダを買うと値段がするので」
 「きょうはこれから食べる昼のパンと、あすの朝ごはん用のフルーツを(買いました)。職場の女性には好評なスーパーです」

 株式会社ライフコーポレーション広報・中村陽菜さん
 「都市部は人が集まって売り上げも伸びる傾向にあるので、他社・他業態も含めて土地の取り合いになっていて、小型店であれば出店コストを抑えられて、土地も見つけやすいので出店することになりました」

 “スーパー戦国時代”の生き残り戦略は、今後どうなるのでしょうか?

▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://ift.tt/yFr1ZhP

▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://ift.tt/EHJY9yW
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv

▼読売テレビニュース
https://ift.tt/pHY7o9L

▼情報ライブ ミヤネ屋
https://ift.tt/GZMTxVS

▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://ift.tt/9dirsPD
Instagram https://ift.tt/XuKk5qz
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://ift.tt/O6buyVE

読売テレビニュースカテゴリの最新記事