休日の“寝すぎ”や就寝前のスマホに注意「睡眠時差ボケ」で“生活習慣病のリスク”も【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

休日の“寝すぎ”や就寝前のスマホに注意「睡眠時差ボケ」で“生活習慣病のリスク”も【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

休日の“寝すぎ”や就寝前のスマホに注意「睡眠時差ボケ」で“生活習慣病のリスク”も【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

朝晩がグッと冷え込むようになって、布団の中が恋しくなる季節!

街の人
「まだ寝たいという気持ちが夏よりあります」

街の人
「すぐ二度寝しちゃいます。いくらでも寝たいです」

そんな“眠りの季節”ですが、皆さんの「睡眠の質」は大丈夫ですか?

「スマホ寝落ち」や、休日の睡眠が引き起こす「睡眠時差ボケ」にご用心!

東京疲労睡眠クリニック 梶本修身院長
「生活習慣病リスクが高くなる」

■布団が恋しい季節に注意 「スマホ寝落ち」「睡眠時差ボケ」

突然ですが皆さんは、予定のない「休みの日」、どの位 睡眠を取っていますか?

街の人
「平日寝られない分は、次の休みのときに結構寝て。10時間くらい」

街の人
「休みは昼まで、十何時間とか寝ますね」

でも、「休日の寝すぎ」などには要注意!「睡眠時差ボケ」を引き起こす恐れがあります。どんな状態が「睡眠時差ボケ」かというと…。

例えば、平日は朝6時に起きている人が、休日は11時まで寝ていたとすると、そこには「5時間のずれ」が生じます。

これにより、起床や就寝のリズムが乱れ、海外旅行の「時差ボケ」と同じような症状が起こるのが「睡眠時差ボケ」です。専門家は…

東京疲労睡眠クリニック 梶本修身院長
「昼間の眠気であったり、あるいは逆に不眠であったり、睡眠に関して異常が生じやすくなります(繰り返すと)自律神経に影響を与え、ホルモン異常が生じる。その結果、生活習慣病のリスクが高くなる」

日用品メーカーのエステーが先週発表した調査結果によると、平日と休日の「睡眠時差」が大きかったのが20代女性。時差の平均は1時間42分にのぼったといいます。

Q“睡眠時差ボケ”で体調不良になった事はありますか?

20代学生
「頭が痛くなるとか」

20代サービス業
「(休日)寝すぎちゃって夜、眠くならなくなって、ひたすらスマホいじって時間たつのを待っています」

「睡眠時差ボケ」を防ぐには、平日と休日の睡眠のずれをどのくらいに抑えると良いのでしょうか?

東京疲労睡眠クリニック 梶本修身院長
「ある研究などによると、1時間以上でも(睡眠)時差ボケが生じると言われておりますので、1時間以内が理想」

■いつもと寝る時間は同じですか? 睡眠時差の理想は1時間以内

南波雅俊キャスター:
この「睡眠時差ボケ」、私も心当たりは結構ありますし、皆さんも当然あると思います。

〈睡眠時差の例〉
平日、午前0時から午前6時 (中央値は午前3時) ※睡眠6時間
休日、午前2時から午前10時 (中央値は午前6時) ※睡眠8時間
→時差3時間

睡眠時差の理想は、1時間以内だそうです。
ところが、エステー「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査によると、睡眠時差が1時間を超えると答えた人の割合は、45.1%と多いんです。

この睡眠時差が起きると、どういうデメリットがあるのか専門家に聞きました。

東京疲労睡眠クリニック 梶本修身 院長
「“睡眠時差ボケ”が続くと、生活習慣病のリスクが高まる」

こういう状態が続くと、そもそも血糖値が上がりやすくなる、満腹と感じられるホルモンが少なくなって食欲を増進するホルモンが上がるので、太りやすくなるということが挙げられます。マイナスなことばかりなわけですよね。

ホラン千秋キャスター:
睡眠に関して、松田さんはどうですか。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
よく寝られる方なんですけど、ただ我々の仕事は、その日の仕事の始まりと終わりが違うじゃないですか。どうしても寝る時間がバラバラになってしまうというのは、悩みとしてありますね。

ホランキャスター:
そこは、もう早く切り上げることもできないですよね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
仕事ですからね。

■だらだらスマホ52.3% 心構えは…

南波キャスター:
さらに私たちの睡眠を妨げるものについて…睡眠に関するやめられない習慣として、就寝直前に布団の中でスマホを見てしまうと、アンケート調査で答えた人は、52.3%だそうです。
※エステー「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査より

だからこそ、心構えとして…

人間の行動について研究している九州大学大学院人間環境学府の中島美鈴臨床心理士によると、▼スマホを甘く見ないこと。ゲーム・動画はやめられないよう考え尽くされたコンテンツが充実しているといいます。

■“だらだらスマホ”対策 ベッドから遠くで充電・ホットアイマスクなど

南波キャスター:
では、だらだらスマホを止めるためには…

九州大学大学院人間環境学府 中島美鈴臨床心理士
「物理的に遠ざけるなど、見づらい状況を作るとよい」

▼ベッドから遠くで充電する、▼ホットアイマスクをつけて、見えないようにして眠りを促していく、▼ハンドクリームをたっぷり塗るなど。

この他、睡眠を助けるようなグッズも取材しています。

■最新“ピンポイント快眠グッズ” 耳もあたたか香りで眠りに

街の皆さんに、睡眠中に気になることを聞くと…

女性
「足が冷えてるとまったく眠れないので湯たんぽしています」

男性
「喉…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20231128-6124160)

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