ラグジュアリーに生まれ変わる!?“負の遺産”「なにわの海の時空館」3回目の公募で新事業者が決定

ラグジュアリーに生まれ変わる!?“負の遺産”「なにわの海の時空館」3回目の公募で新事業者が決定

ラグジュアリーに生まれ変わる!?“負の遺産”「なにわの海の時空館」3回目の公募で新事業者が決定

 大阪の“負の遺産”と言われてきた「なにわの海の時空館」の活用をめぐり、3回目の公募でついに事業者が決まりました。体験型のミュージアムに生まれ変わります。

 2000年に総工費176億円をかけて開館したものの、利用者数が伸び悩んで閉館した「なにわの海の時空館」。その後も多額の維持費がかかるうえ、大阪市が民間に活路を求め、2回行ってきた公募にも手を挙げる事業者はなく、“負の遺産”と呼ばれる状態が続いてきましたが、今回行われた3回目の公募で、ついに事業者が決まりました。

 事業者に選ばれたシンフォニックスリール・那須大輔さん
「万博とIRがあって、時期的に好機かなと思っています。大阪港湾エリアも魅力的で、ポテンシャルが高いのでいいチャンスかなと思い、手をあげました」

 こちらがイベント事業などを手掛けるシンフォニックスリール社が発表したイメージです。名付けて「プレミアムジュエリードーム大阪」です。ドーム型の建物の中で、巨大な木造船「菱垣廻船」を活用した体験型の文化ミュージアムを作るほか、周辺で最先端のアンチエイジングサービスを行う施設も作る構想です。

 これについて、大阪市の横山英幸市長はー。

  横山市長「僕では思いつかないような素晴らしい民間の知恵で提案いただいたと思っています。ラグジュアリーというか、すごく豪華なイメージで新しく生まれ変わると思います」

 建物は約6100万円で売却し、地下部分や周辺の土地は月額約200万円で貸すことで、年内に契約を結ぶ方針です。

 一方、この計画は審査で合格基準の60点をわずかに上回る61点だったことも明らかになりました。審査委員からは期待の声がある一方で、「思い切った事業展開をしないとエリアの活性化にはつながらない」といった厳しい意見も出たということです。

 シンフォニックスリール社は万博前の再来年春から段階的に事業を始める計画ですが、負の遺産から生まれ変わることはできるのでしょうか。

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