「嬉しくて涙出る」九州のソウルフード“資さんうどん”が関西初進出！将棋の藤井八冠も勝負めしに！
将棋の藤井聡太八冠も勝負めしに選んだことがある北九州を代表するうどん店が20日、関西に初進出しました。うどんにこだわりがある関西人の間にも定着するのでしょうか。
「今福鶴見店ただいまオープンさせていただきます。よろしくお願いいたします！」
お昼時にはすこし早い午前10時前にもかかわらず、店の前には、長蛇の列がー。
この日、大阪市鶴見区に”北九州のソウルフード”として知られるうどんチェーン「資（すけ）さんうどん」がオープンしました。
108ある客席は開店直後にいっぱいに！訪れた人たちは、おいしそうにうどんをほおばっていました。
「おいしい！」
「涙出る。（:泣いてるやん！）うれしくて涙出る」
涙が出るほどのうどん。一体、どんな特徴があるのでしょうか。
中野颯大記者
「うん！非常に甘くて関西のうどんとはまた違った味がします。もちもちしているなかにも歯ごたえがしっかり残っていて、非常に食べやすいです」
こだわりの“ダシ”はサバや昆布、シイタケなどから取っていて、少し濃いめの味で甘さが残るのが特徴です。関西のうどんのダシとは少し違っています。
また、麺はコシのあるさぬきうどんと、やわらかい福岡のうどんの中間くらいの食感です。
「資さん」 取締役COO 大井裕之さん
「関西はかつおだしというところ。味の濃さ、薄さはやはり気になりました。それぞれのおいしさがあるなと思ったので、資さんうどんのおいしさをそのまま持ってきた方がお客様に受け入れられるのかなと思い、そのままもってきました」
1976年に福岡県北九州市で創業した「資さんうどん」。福岡県を中心に九州全体に展開し、今年8月には岡山にも出店、九州と中国地方で64店舗を展開しています。
10月には、北九州市で行われた将棋の竜王戦第3局で、藤井聡太八冠が「勝負めし」に「資さんうどん」の看板メニュー「肉ごぼ天うどん」を選ぶなど着実に人気を集めてきました。
九州出身の女性
「まじ久しぶり。関西にはこういううどんが無いので通うと思います」
大阪出身の来店客
「あっさりしていて、さっぱりしていて、でも少し甘めな感じで。結構何回でも来て楽しめる味だと思う」
「資さん」 取締役COO 大井裕之さん
「ここ（大阪）で成功できれば全国への第一歩という位置づけでやっていますので、資さんうどんを通じて新しい体験をしていただければと思っています」
来年の春には、尼崎市で2店舗をオープンする予定です。
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