「金剛バス」廃止後も10路線に削減して運行継続へ 近鉄バスなど引継ぎ、自治体も費用負担
大阪府富田林市など4つの市町村を走る「金剛バス」が、12月、運行を終了することを巡る最後の協議会が開かれ、今後の方針が決まりました。
大阪・南部の人たちの生活を支えてきた金剛バスは、12月20日に運行を終了すると発表しています。
地元の自治体などによる法定協議会は、10月からその後の運行について検討してきましたが、16日、利用者が多い5つの路線を近鉄バスや南海バスが引き継ぎ、その他の路線は自治体が費用を負担して運行を続ける計画を承認しました。
現在の15路線から10路線に削減されますが、現状の6割ほどの便数を維持できるとし、運行に必要な約1億5000万円は、4つの自治体で営業距離に応じて負担します。
金剛自動車・白江暢孝社長
「残り1か月弱ですが、弊社従業員一丸となって、安全に運行を務めていたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします」
富田林市・松田貴仁副市長
「当初、南河内全体に激震が走った状況から、何とかここまでもってこれた。ただずっとこういう形が継続できるのか、今後いろんな部分での見直しをしていかないと思っております」
一方で、バスの運行が廃止される地域で、季節の野菜や果物の収穫を体験できる施設を運営している担当者はー。
サバ―ファーム・本間康弘副理事長
「お客さんから話を伺って慌てて調べたところ、金剛自動車のホームページで、バスの事業を廃止すると見て知った次第。地元の方も含め、園にとっても大きな打撃の一つになる可能性が高いので、その辺はちょっとつらいところになります」
近鉄バスや南海バスなどは近く、この計画を近畿運輸局に申請します。
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