炎が導火線のように燃え続け・・・全身を包む たばこと酸素吸入器で焼死の危険性
疾患を抱え、自力での呼吸が難しい患者が酸素吸入器を使用中にたばこを吸うと、全身に燃え移り死につながる火災を引き起こす恐れがあるとして東京消防庁が注意を呼び掛ける実験映像を公開しました。
酸素吸入器のチューブを鼻に装着し、寝たばこをしているマネキン人形。手に挟んだたばこのバランスが崩れた次の瞬間・・・
たばこの火が酸素に引火し、激しく燃え上がります。その後、酸素を放出し続けるチューブが導火線のように燃え続け、衣服にも引火します。酸素吸入器を使用中の火災は、たばこや線香による小規模な火種でも死につながる危険性が高いということです。
東京消防庁によりますと、同様の火災は去年からこれまでに4件発生し、このうち1人が死亡していて強く注意を呼びかけています。
(02日15:08)
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