医療用麻薬を看護師が誤廃棄 隠ぺい指示した上司の看護師長ら懲戒処分 大阪医療センター
大阪市の「大阪医療センター」で、看護師が医療用麻薬を誤って廃棄した際、隠ぺいを指示したとして上司の看護師長らが懲戒処分を受けていたことがわかりました。
国立病院機構大阪医療センターなどによりますと、今年6月、女性看護師が、医療用麻薬を患者に投与した後、注射器の中に残っていた薬剤を誤って流し台に廃棄しました。
余った医療用麻薬は、外部への流出を防ぐため、管理する部署に注射器ごと返却することが定められ、誤って廃棄した場合も報告が義務付けられていますが、相談を受けた女性看護師長は、注射器の中に水道水を入れて返却するよう指示していたということです。
女性看護師が別の上司に相談したことで発覚。病院側は、看護師長を停職15日、黙認した女性副看護師長を停職3日の懲戒処分とし「再発防止を徹底していきたい」としています。
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