万博で使用予定の自動運転バス、運行終了する金剛バスの代替として導入検討　公道走行の課題など整理へ

万博で使用予定の自動運転バス、運行終了する金剛バスの代替として導入検討　公道走行の課題など整理へ

　大阪府が12月に運行を終える「金剛バス」のエリアに、万博で使用する予定の自動運転バスの導入を検討していることが分かりました。

　金剛バスは、大阪府富田林市、河南町、太子町、千早赤阪村の4つの市町村で15の路線バスを運行していますが、運転手不足などを理由に12月20日に運行を終了すると発表しています。

　大阪府によりますと、事業が廃止されるエリアの一部において、大阪・関西万博の会場内で移動手段として使われる予定の自動運転バスを、万博開催後に代わりの路線バスとして運行する方向で検討を進めていることがわかりました。

　府は、今後、公道で走行する際の課題を整理するとともに、国や関係者と協議を進める方針で、将来的には運転手の操作が不要な「レベル4」での運行を目指すとしています。

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