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石油大手「シェル」ロシアの全事業から撤退 石油天然ガス事業の合弁事業も解消へ(2022年3月1日)
ロシアへの経済制裁の影響が広がっています。イギリスの石油大手「シェル」は、日本企業も参加する石油天然ガス開発事業「サハリン2」から撤退すると発表しました。
シェルは28日、ロシアでのすべての事業から撤退し、ロシア国営ガス会社「ガスプロム」と共同で開発してきた極東での石油天然ガス事業「サハリン2」の合弁事業も解消すると発表しました。
アメリカやEUなどによる制裁が強まり、これ以上の事業継続は難しいと判断したということです。
この事業は年間約1150万トンのLNG(液化天然ガス)を生産し、中国や日本に輸出する巨大プロジェクトです。
シェルの最高責任者は「軍事侵攻の結果、ウクライナで人命が失われている」とロシアを非難する声明を出しています。
前日には、イギリス石油大手「BP」が、保有するロシアの石油大手「ロスネフチ」の株式をすべて売却すると発表していて、損失覚悟でロシアから撤退する国際企業の動きが相次いでいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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