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「完全責任能力あった」検察が指摘 京アニ放火殺人事件 医師も出廷し青葉真司被告の“責任能力”の審理はじまる|TBS NEWS DIG
36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件の裁判は、責任能力についての審理が始まり、検察側は青葉被告には「完全責任能力があった」と指摘しました。
裁判は最大の争点である青葉真司被告(45)の「刑事責任能力」についての審理が始まりました。
検察側は冒頭陳述で、「被告の犯行は妄想に支配されたものではなく、完全責任能力があった」と指摘した一方、弁護側は心神喪失で無罪、または心神耗弱で減軽されるべきだと主張しています。
証人尋問では起訴前に精神鑑定を行った医師が出廷し、被告は幼少期以降の経験から「他責的な性格や誇大な自尊心」が形成され、妄想が生じるようになった。「妄想性パーソナリティ障害の影響から、京アニを犯行の対象に選ぶなどの動機形成につながった」としたものの、犯行には影響が認められないと述べました。
今後、別の医師も出廷する予定です。
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