“まん延防止”東京など延長で調整 子どものワクチン接種も進む(2022年2月28日)
あと1週間で期限を迎える東京などへのまん延防止等重点措置。政府は延長する方向で調整していることが分かりました。
固く目を閉じ、一瞬の痛みに耐える子どもたち。新型コロナワクチンの5歳から11歳までを対象とした接種が、26日の東京・足立区に続き、墨田区でも始まっています。
接種した男の子（6）：「（Q.早く注射打つことできてどうかな？）まあ、いいと思う」
母親：「（Q.早めに接種した理由は？）家族皆が（接種を）受けていて、できれば皆で防ぎたいということで」
接種した女の子（8）：「（Q.なんで打ちたいと思った？）コロナ怖いから」
大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、3回目の職域接種がアルバイトを含む従業員、およそ1万人を対象に始まりました。
3回目接種を受けた男性：「私たちクルーが打つことによって、ゲストの皆さんが安心してパークに来場して頂ける環境を作りたいと思ったので3回目を打った」
回数や年齢でワクチン接種が広がっていく一方、気になるのは感染者数。28日明らかとなった東京の感染者は、9632人。9日ぶりに、1週間前を上回りました。こうした状況のなか、日曜日には、現在31都道府県に適用されている「まん延防止等重点措置」が期限を迎えます。が・・・。
大阪府・吉村知事：「病床逼迫（ひっぱく）については高止まりの状態が続いていますので、これをなんとかして緩和させる必要があるという観点から、まん延防止措置については3週間程度延長を要請したいと思っています」
東京都・小池知事：「（規制緩和に関しては）ワクチン接種についてのご協力を進めていかなければなりませんし、専門家の意見を聞きながら総合的に判断したいと考えています」
新規感染者は減少傾向にあるものの、病床使用率の高止まりが続く都市部について、政府は「まん延防止措置」の延長も視野に、今週、各自治体の意向を聞きながら検討を進めていく予定です。
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