“認知症”経済対策に盛り込むと表明 岸田総理(2023年10月12日)
岸田総理大臣は今月末に取りまとめる経済対策に認知症の検査や医療提供体制の整備をはじめ、対策に取り組む自治体への支援などを盛り込む方針を明らかにしました。
岸田総理大臣：「認知症施策の推進や幸福社会の実現のために、緊急的に取り組むべき施策について経済対策にも盛り込み、速やかに実行して参ります」
岸田総理は認知症の患者が新薬「レカネマブ」などによる治療を円滑に受けられる提供体制づくりや新たな治療薬の研究開発をさらに支援する考えも強調しました。
また、身寄りのない高齢者の実態を調査するため、厚生労働省や関係省庁で作る検討会を今月中にも設置する方針も明らかにし、今年度中に結果の取りまとめを目指します。
会議は2回目の開催で、有識者や認知症の当事者らが出席しています。
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