テーマは『王宮』価格は25億円 うめきた2期地区のタワマン価格発表 車をリビングに運べる部屋も
大阪・梅田の「うめきた」で建設が進む数十億円とも言われるタワーマンションの販売価格が、発表されました。果たして、そのお値段はーー。そして、実は私たちにも影響があるというんです。いったいなぜ?
(取材・報告= 木村智子記者)
「関西最後の一等地」と呼ばれ、JR大阪駅の北側で開発が進む「うめきた2期地区」。商業施設やホテルのほか、2棟のタワーマンションが、完成する予定ですが、12日、開発を手掛ける積水ハウスなどが、このうちの1棟について発表しました。
地上46階建て、高さは約173メートルで、あわせて484戸が入り、販売価格は、1億円前後からとなる予定です。
中に入ると、まずは豪華絢爛なシャンデリアが私たちをお出迎え。「王宮」をテーマに、贅沢でかつ落ち着いた空間を演出します。
そして、気になる最も高い部屋の価格は、、、なんと、25億円です!!!
(木村智子記者)
「重厚感ある扉を抜けますと、高い天井に豪華なシャンデリア。まるで王宮のような世界が広がっています」
関西最高額となるこの部屋は、 最上階の2LDKで、広さは305平方メートル。デザインは、18世紀後半のヨーロッパの王宮を参考にしているということでリビングやダイニングからだけでなく、お風呂やトイレからも大阪の景色を楽しむことができます。
また、中には愛車をリビングにまで運ぶことができる部屋も設けられるということです。
新築マンションの価格は、資材価格や人件費高騰などの影響を受け近年、上昇傾向で、大阪の平均価格は2013年からの10年間で、約1.4倍に。東京ではより顕著となっていて、不動産経済研究所によりますと23区のことし上半期の平均価格は、調査開始以来初めて1億円を超えました。
専門家は、今回のマンション完成によって、関西の不動産事情にも、大きな変化をもたらす可能性があると指摘します。
(りそな総合研究所 主任研究員・荒木秀之さん)
「”キタ”とか”ミナミ”や京都とか、エリアの認知も海外からされてきた。近年は中国を中心にアジアの投資家が買う流れが出てきている。一気に東京と肩を並べる物件がでてきた。大阪でも2桁億円越えの物件、20億円といった物件が新しくでてくる可能性が十分にある。より高い物件がでて、海外から投資が集まる流れができれば活性化につながり、メリットは大きい」
手の届かないマンションが増える可能性がある一方で、大阪経済が活性化する側面も。
いま大阪のマンション事情は転換期をむかえています。
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