所属タレントも批判…“NGリスト”当事者の会「会見やり直しを」(2023年10月9日)

所属タレントも批判…“NGリスト”当事者の会「会見やり直しを」(2023年10月9日)

所属タレントも批判…“NGリスト”当事者の会「会見やり直しを」(2023年10月9日)

“指名NGリスト”が作成されたことで波紋を広げているジャニーズ事務所の会見について、性加害問題当事者の会は、「破壊的な状況」と厳しく批判しました。

『当事者の会』コメント:「会見の場で、被害者への救済と補償の内容や範囲などにおいて、質問から得られる事は多くあり、これら知りたい事を無碍(むげ)にされ、期待を裏切られていることに繋がっております。被害者の救済について、ジャニーズ事務所に対して、直接、問えるその機会を奪われた記者やジャーナリストたちの声は、被害者の代弁としての要素も多くあり、この答えの一部または全てを失ったことと等しく思えます」

指名NGリストを作成したのは、会見の運営を担った『FTIコンサルティング』です。ジャニーズ事務所は、「特定の人を当てないで欲しいなどとお願いはしていない」としていて、司会者も「リストはないものとして進行することに決めた」と、リストの影響はなかったと説明しています。

『当事者の会』コメント:「リストに掲載された記者やジャーナリストが挙手しても、その多くが指名されていないことが現実として残り、否定のコメントだけで説明されても、疑惑は深まる一方です。コンサル会社の責任を問うとともに、その疑惑を払拭するためにも、会見のやり直しは絶対的に必要なものであると断言できます」

会見のやり直しは、絶対的に必要としたうえで、一社一問ではなく、時間や数の制限をなくすことを要望しました。

所属タレントたちも、自らの意見を表明し始めています。
TOKIOの城島茂さん(52)は、出演番組で、指名NGリストは「絶対にあってはならないこと」と批判しました。
TOKIO・城島茂さん:「真っすぐさが問われているはずなんですけど、人としても企業としても真っすぐさをメインにちゃんと考えていかなければ、新体制になっても未来はないでしょうね」

出演する舞台の公演を前に取材に応じたKinKi Kidsの堂本光一さん(44)は、「被害者の救済を最優先にすべき」と改めて訴えています。
KinKi Kids・堂本光一さん:「被害者の方の言葉を見たり、聞いたりすると、『なんてことが起きてたんだ』と言葉を失うことが起きていますし。何よりも大変な思いをしたのは、被害に遭われた方たちなので、そこはまず念頭に置いて、自分たちに何ができるかを考えていかないといけない」

当事者らの訴えに応じて、再び会見するのか。テレビ朝日の問い合わせに対し、ジャニーズ事務所は「会見の開催も検討しております」と回答しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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