円安1ドル=150円 乱高下で市場が緊張 介入有無に“コメントせず” 財務官「過度な変動」新解釈で長期間の変動でも介入の理由になると示唆|TBS NEWS DIG
外国為替市場が大荒れです。円相場はきのう夜、大台の1ドル=150円台まで円安が進みました。さらなる物価高につながりかねない円安。市場では緊張状態が続いています。
それは突然のことでした。きのう午後11時すぎ、円相場が一時1ドル150円台に。1年ぶりの円安水準です。今年、最も円の価値が値下がりしたことになります。
円安で家計は苦しさを増すばかりです。
客
「びっくりした (1ドル=)150円近いって。景気が良くなるなら為替介入も良いが、極端に介入するとどうなるかなと。とにかく生活をどうにかして欲しい」
買い物客からも聞かれた「為替介入」という言葉。
150円台の節目をつけた直後、147円台前半まで瞬間的に3円近く円高方向に進んだのです。
為替介入が入ったのかという観測も出ましたが、一夜明け…
神田財務官
「(介入の有無は)コメントを差し控えます。ただ過度な変動に対しては、これまで通りの方針で臨んでいます」
これまで財務省は、伝家の宝刀・為替介入に踏み切る目安として「過度な変動」かどうかと説明してきました。
しかし、きょうは過度な変動の期間について新しい説明を行いました。
神田財務官
「(Q.一定期間というのはどれくらいか)1日の場合もあれば2週間もあれば、1か月の場合もあれば…例えば年初来(今年に入ってからドル円は)20円以上の値幅がありますよね」
短期間だけではなく、長い期間の変動も為替介入の条件となりうると示唆した神田財務官。
改めて強く意識された1ドル=150円の壁。
市場では、政府・日銀の為替介入への警戒感が一段と高まっています。
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