芦ノ湖のワカサギ漁解禁 生育順調な今季は豊漁に期待(2023年10月1日)
秋の味覚の話題です。神奈川県の芦ノ湖では刺し網によるワカサギ漁が解禁となりました。
夜明けを待って引き上げられた刺し網には体長およそ10センチ前後のワカサギが銀色の鱗を光らせています。
芦ノ湖のワカサギ漁は大正時代から続くもので、水がきれいなことから臭みがなく味が良いことで人気があり、宮中への献上品にもなっています。
解禁日の1日はあいにく風が強く、芦ノ湖の湖面が波打つなど魚の動きが鈍くなる悪コンディションで、残念ながら大漁とはなりませんでした。
それでも今年は雨が多く、餌(えさ)となるプランクトンが豊富なことから生育も順調ということで、今後、秋が深まり水温が下がってゆくと豊漁が期待されるということです。
ワカサギの刺し網漁は来年3月まで行われます。
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