イラク披露宴火災 犠牲者の埋葬が始まる 「昨日まで幸せだったのに今は埋葬の準備」(2023年9月28日)
113人が亡くなったイラクの結婚式披露宴の火災で、現地では犠牲となった人たちの埋葬が始まり、多くの弔問客が集まりました。
イラク北部のニナワ州で27日、火災の犠牲者の埋葬が行われ、墓地には数百人以上の遺族や弔問客らが参列し、突然の死を悼みました。
披露宴の参加者は、「あれはパーティーではなく地獄だった」と語っています。
当初、新郎新婦は火災に巻き込まれ死亡したと伝えられていましたが、地元メディアは、2人は無事に逃げ延びたと伝えるなど情報が錯綜(さくそう)しています。
火災の起きたカラコシュは、イラクでは少数派となるキリスト教徒の多い町で、結婚式はキリスト教の教会で行われたということです。
教会関係者は、「昨日の結婚式は幸せなものでしたが、今は亡くなった参列者の埋葬の準備をしています」と語っています。
火災を巡っては、防火設備の不備などが指摘されていて、会場の所有者ら4人に逮捕状が出されています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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