「五輪休戦決議違反」 IOCとIPCがロシアを非難
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会は、それぞれ、「オリンピック休戦決議違反」としてロシアを非難する声明を発表しました。
北京冬季オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、去年12月に国連で採択された「休戦決議」は、大会期間中の戦闘の停止を国連加盟国に求めているもので、間もなく開幕するパラリンピックの閉幕から7日後の来月20日まで有効です。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、IOC=国際オリンピック委員会は24日、「ロシア政府による休戦決議違反を強く非難する」との声明を発表しました。ウクライナのオリンピック関係者の人道支援に向けて特別作業部会を設置したということです。
また、IPC=国際パラリンピック委員会も24日、ロシア政府による決議違反を非難。ウクライナのパラリンピック委員会の会長が、IPCのパーソンズ会長に対して、「選手たちは出場を希望しているが、チームを北京に送るのは大変な挑戦になるだろう」と話したことが明かされました。
(25日17:35)
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