「供花は私が行った」と副市長が答弁 市長と後援会の名前で供花 高槻市議会で追及も市長は答弁せず
大阪府高槻市で行われた葬儀に「市長」と「市長の後援会」の名前で供花が贈られていた問題。26日の議会で濱田剛史市長は答弁せず、副市長が「供花は私が行った」と答弁しました。
北岡隆浩市議
「濱田市長や政治団体による供花は事実であれば、公職選挙法違反なのでしょうか?お答えください」
26日開かれた高槻市議会。追及を受けたのは、4月の市長選で4期目の当選を果たした濱田市長です。
複数の関係者によりますと、今年7月、高槻市内で行われた市民の男性の通夜と葬儀で、祭壇の両脇に「高槻市長」と「はまだ剛史後援会」の名札が添えられた供花が飾られていたということです。総務省によると、これは寄付にあたる可能性があり、公職選挙法違反の疑いが持たれています。
この通夜には、濱田市長本人が出席していました。さらに、複数の関係者によると、亡くなった男性の妻は濱田市長の後援会に入っている支援者だということです。
26日開かれた市議会では、濱田市長に対し、市議が説明を求めました。しかし、なぜか濱田市長は答弁せず、副市長が答弁に立ちます。
石下誠造副市長
「市としての弔意を表すため、『高槻市長』と表記をしています。また、市長に事前承諾を得ずとも、(故人の)市への貢献度から理解が得られるものと判断しております。供花の発注や支払いは私が(自費で)行っております」
市長の名前で出す供花を、副市長が市長の了承を得ずに発注したといいます。さらに、市として贈ったといいながら、その費用は、副市長が自らのポケットマネーで払ったという、なんとも不可解な答弁。
その後も、副市長は、なぜ市の金でなかったのかは明言せず、繰り返し「違法ではない」と主張しました。
これに対して専門家はー。
神戸学院大学・上脇博之教授
「市としてやる必要があるんだったら、公金から出さないといけない。ポケットマネーで出しちゃったら、これは公選法違反になる」
濱田市長は先週、読売テレビの取材に対しカメラ取材を拒否した上で、「供花が出ることは把握しておらず、通夜当日は供花に気が付かなかった」と文書で回答しました。
しかし、通夜に出席した人はー。
通夜に出席した人
「誰もが見える場所にあったのに、気がつかないなんてありえない。しかも市長は最前列に座っていた」
議会で濱田市長を追及した北岡市議は27日、市長の後援会や副市長を公職選挙法違反の疑いで刑事告発するということです。
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