中国産の梨28キロを密輸か 中国籍の女を逮捕 果実腐らせる害虫付着の可能性で輸入禁止 対策も
害虫の流入を防ぐため輸入が禁止されている中国産の梨を密輸したとして、中国人の女が逮捕されました。
逮捕されたのは中国籍の張影容疑者(28)で、去年11月、輸入が禁止されている中国産の梨、約28キロを国際郵便で密輸した疑いなどが持たれています。
中国産の梨は、なぜ輸入が禁止されているのでしょうか?
神戸植物防疫所の西浦龍彦さん
「日本に現在生息していなくて、かつ日本がすごく警戒している虫がいます」
中国産の梨には、果実などに卵を産み付け腐らせる「ミカンコミバエ」という害虫が付着している可能性があります。
過去に鹿児島県の奄美大島でミカンコミバエが発見された際には、繁殖を防ぐため1日で約70トンのポンカンが廃棄される事態になり、農家に大きな損害が出ました。
そのため、輸入されてきた野菜や果物は、植物防疫所の職員らが点検し、水際での対策を行っています。
販売する側は危険性をどう認識しているのか。密輸された梨が販売されていた大阪府内の中国物産店はー。
Q.)ここで梨を売ってましたか?
中国物産店の経営者「何も言いたくない」
警察は、この店の経営者の女も、植物防疫法違反の疑いで書類送検しました。
警察の調べに、女は「輸入してくれる人はSNSで見つけた。違法なことはわかっていた」などと話しているということです。
一方、逮捕された張容疑者は警察の調べに、「全く知らない話だ」などと容疑を一部否認していますが、警察は、他の店にも密輸した梨を卸していたとみて調べています。
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