変異種「BA.2」感染力強く重症化も? デルタ×オミクロンの両特徴か(2022年2月24日)
日本各地で確認されているオミクロン株の変異種「BA.2」。専門家はデルタ株とオミクロン株両方の特徴を持つ可能性があり、3回目のワクチンを急ぐべきと警鐘を鳴らしています。
西村コロナ対策本部長:「“BA.2”について、まだ市中ではそんなに広がっていないという評価」
24日、東京都では新たに1万169人の感染が確認されています。
各地で確認されているオミクロン株の一種で感染力が強いとされるBA.2。
専門家によると、デルタ株とオミクロン株の両方の特徴を持つ可能性があるといいます。
東北医科薬科大学・関雅文教授:「非常に悲観的な過剰な考え方をすると、デルタ株まではいかないにしても重症化して、かつ今まで同様のオミクロン株の感染性の強い広がりやすいという両方の悪い部分を併せ持った株と対峙(たいじ)しないといけない可能性が出てきた」
BA.2は病原性が強く肺炎を起こし得るというデータが先週、公表されたといいます。
東北医科薬科大学・関雅文教授:「(ワクチンの)3回目接種をかなり急がないと、デルタ株の時のように大変なことになりますし、逆に3回目接種が進むと劇的に収束する可能性も出てきていますので・・・」
そのワクチン接種について、迷っている人の判断材料にしてほしいと、飲食店があるサービスを始めました。
それが、コロナに対する免疫力「中和抗体」の量を測るサービスです。
2週間前に3回目の接種を受けたばかりの記者が試してみました。
検査にかかるのは10分ほど。自ら指の先から血液を採り、試薬と混ぜ合わせて3滴垂らします。
検査の結果が出ました。100%です。
参考値として、20%を下回っていると体内に入ったウイルスを十分に阻むことができない可能性が高まるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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