「パクられた」警察に確保された際の音声公開 2年間で“京アニ”2539回検索も…青葉被告の裁判
京都アニメーション放火殺人事件で36人を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判で、事件直後に被告が確保された際の音声が6日公開されました。
6日、2日目を迎えた京都アニメーション放火殺人事件の裁判では、1日をかけて証拠調べが行われました。
裁判の中では、青葉真司被告(45)が火をつけて逃げ、警察に確保された際に記録された約3分間の生々しい音声が公開されました。
警察官 「名前を言え」
青葉被告「青葉」
警察官 「下の名前は」
青葉被告「真司」
警察官 「何でやった?言わなあかんで」
青葉被告「パクられた」
警察官 「何を」
青葉被告「小説」
警察官 「なにで火をつけた」
青葉被告「ガソリン」
京アニとの関係について聞かれた際にはー。
青葉被告「お前らが知ってるだろ、お前らが全部知ってるんだろう」
不可解な言動を繰り返す場面もありました。
一方、青葉被告の携帯電話を解析したところ、2016年から約2年半の間に、京アニについて2539回検索されていたことが明らかになったということです。
また、青葉被告の病状については、2015年ごろ、医師から「統合失調症」と診断されていたことも分かりました。
14歳のころから幻聴に襲われ、被害妄想が膨らみ、訪問看護のスタッフに対し胸ぐらをつかみ、包丁を振りかざすこともあったということです。
これまで数百人の精神鑑定を行った経験のある多摩あおば病院の中島直院長によると…。
多摩あおば病院・中島直院長
「(大事なのは)本件犯行との影響ですね、統合失調症であっても、犯行は全然関係ないこともある」
統合失調症は鑑定する精神病の中で最も重い病気の一つであるものの、「影響がなかった」という鑑定書を出すことも少なくないと話します。
多摩あおば病院・中島直院長
「こういう幻聴があって、こういう妄想があって、ものすごくつらい状態になっていて、やむにやまれずみたいな、かなり病気の支配下にあったなということで、法的判断の下では限定責任能力や責任無能力というのがある」
青葉被告に責任能力はあったのか。7日からは被告人質問が始まります。青葉被告は自らの口で何を語るのでしょうか。
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