イルカやクジラの追い込み漁解禁を前に警備訓練実施 捕鯨反対の違法な妨害行為に備え 和歌山・太地町
和歌山県太地町で２４日、捕鯨に反対する違法な活動に対処する警備訓練が行われました。
訓練には、海上保安庁と漁協の関係者ら約３０人が参加しました。
イルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」が、２００９年にアメリカのアカデミー賞を受賞したことをきっかけに、太地町では反捕鯨団体が漁を監視したり、いけすが切断されたりするなどの妨害行為が相次ぎました。
今年も９月１日にイルカやクジラの追い込み漁が解禁されるのを前に、違法な妨害行為に対処する訓練が行われ、参加者らは緊張感を持って取り組んでいました。
ここ数年、妨害行為は起きていませんが、太地町では来年２月末までの漁の期間中、警察や海上保安庁が２４時間体制で監視を行います。
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