妻と娘を殺害した罪 ブラジル国籍の夫を現地警察が起訴 今後ブラジル国内で裁判行われる見通し

妻と娘を殺害した罪 ブラジル国籍の夫を現地警察が起訴 今後ブラジル国内で裁判行われる見通し

妻と娘を殺害した罪 ブラジル国籍の夫を現地警察が起訴 今後ブラジル国内で裁判行われる見通し

 大阪府堺市で妻と娘を殺害したとして、ブラジル国籍の夫が逮捕された事件で、ブラジルの検察は夫を殺人の罪で起訴したと発表しました。

 現地の検察は、バルボサ・アンデルソン・ロブソン被告(34)について、去年8月、堺市の自宅で妻の荒牧愛美さん(当時29)と長女のリリィちゃん(当時3)を殺害した罪で起訴しました。

 バルボサ被告は事件発覚前に母国のブラジルに逃亡し、大阪府警が国際手配をしていて、先月、ブラジル連邦警察がサンパウロ市内で逮捕していました。

 検察は動機について「暴力行為などを受けた妻が、関係を終わらせたいと望んだことで、日本に滞在するためのビザを失うことを恐れた」などとしています。

 日本とブラジルとの間には容疑者の身柄の引き渡し条約が結ばれておらず、今後はブラジル国内で裁判が行われる見通しです。

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