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「触らないで!」アライグマが住宅街に急増中 なぜ活発に?(2023年8月14日)
撮影者:「アライグマじゃないですか?アライグマ」
アパートの2階、外廊下の隙間から顔を出すアライグマ。2匹目も顔を出し、じゃれ合っています。すると、もう1匹…。食べ物を口移ししているような仲良しぶり…。3匹は親子なのでしょうか。
撮影者:「なんでこんな所にいるんだろうって。逃げる様子もなく慌てて動画を撮った」
今月5日と9日にも姿を現したことから、このアパートに住み着いているのかもしれません。
アライグマは夜行性。3匹も日が落ちると活発に動き回っています。
ペットとして人気ものだった北アメリカ原産のアライグマ。その後、野生化が進み、現在は特定外来生物に指定されています。
東京都によると、23区での相談件数は年々倍増。このことから、住宅街で目撃されるケースは全国的に増加傾向にあると考えられます。
動物研究家 パンク町田さん:「本当はもっといっぱいいると思う。今、ちょうど子育ての時期。いっぺんに3頭から5頭ぐらい赤ちゃんを産む」
2頭はこの春に生まれた赤ちゃんである確率が高いようです。では、なぜアライグマは住宅街に居ついているのでしょうか。
動物研究家 パンク町田さん:「人間の恩恵に寄り添って生きる動物、シナントロープという。例えばゴキブリ、カラスに続く動物といえる。アライグマは脂っこいものや甘いものが大好き。一番好きなのがフライドチキン」
アライグマと遭遇した場合、どうすればいいのでしょうか。
動物研究家 パンク町田さん:「触らない。できるだけ距離を取る。口腔(こうくう)内の細菌の数も多いと思うので安全ではない。かまれたら医師に相談する方が良い」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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