「もうちょっと遊びたかった」串本町の観光に打撃 台風7号が紀伊半島上陸へ 災害級大雨の可能性も
和歌山県串本町の古座川の河口付近から最新情報です。(取材・報告=神田貴央記者)
朝よりも風と波がともに強くなっていまして、時折、体が持っていかれそうな強い風が吹き付けます。串本町の漁港では、朝から船が高波で流されないように漁師らがロープで固定していたほか、海沿いの建物では、窓が割れないようにテープを貼るなどの対策が取られていました。
また台風の直撃により、お盆シーズンの観光にも影響が出ています。町内の宿泊施設では、観光客が14日の宿泊をキャンセルして帰宅する姿も見られました。
観光客
「最悪です。もうちょっと遊びたかった…」
この周辺の海は、ダイビングスポットとしても人気なんですが、町内のダイビングショップでは台風に備えて船をロープで固定するなど、高波の対策を取っていました。
13日まで多くの客で賑わっていましたが、15日までの予約は全てキャンセルになったということです。
近畿地方では、15日にかけて線状降水帯が発生し、災害級の大雨になる可能性もあり、厳重な警戒が必要です。
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