市長のツイート『地方税法の秘密の漏えいにあたる疑い強い』市議が刑事告発の可能性も（2022年6月30日）
兵庫県明石市の泉房穂市長が“企業の税情報”を無断で自身のツイッターに投稿した問題で、「地方税法の秘密の漏えいにあたる疑いが強い」とした調査報告書が議会で可決されました。
（明石市議会・議長 ６月３０日午前１１時半ごろ）
「起立多数、よって本案は委員長報告通り決しました」
泉市長は今年２月、明石市内に工場がある企業の法人税が載った画像を、自身のツイッターに無断で掲載しました。投稿理由について「市民の知る権利において必要な情報だと思った」と主張していましたが、議会が百条委員会を設置して調査した結果、市長のツイートは「広く社会一般の利益に関わる目的を見出すことはできなかった」とし、「地方税法の秘密の漏えいにあたる疑いが強い」と結論付けられました。
（明石市 泉房穂市長）
「（報告書に）書かれている内容については、残念ながら事実誤認だらけ。私は弁護士なので、不適切であることはそうですけど、じゃあ違法かと言われると別問題なので」
関係者によりますと、今後、市議会議員らが市長を刑事告発する可能性もあるということです。
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