台風接近の中「帰省ラッシュ」高速は渋滞 お盆の観光客に“変化”(2023年8月11日)
お盆休みが始まった11日は帰省ラッシュがピークを迎え、交通機関は大混雑となりました。台風7号が接近するなか、観光地では今年ならではの「変化」が起きていました。
■台風接近の中“帰省ラッシュ”
迫り来る台風7号を前に、人々の動きは活発になっています。お盆休みの期間、国内線を予約している人はおよそ300万人。去年より60万人ほど増えています。台風に戦々恐々としながらの出発です。
大分に帰省する人：「台風が怪しいが、一応4泊5日」
長崎に帰省する人：「キャンセルできる宿をおさえて。もし、飛行機が飛ばなくても大丈夫なようにはしている」
国際線では、11日の一日で3万人以上が出国します。
中国・上海へ旅行する人：「中国のおすすめの小籠包を食べてくる。あと、中国の西安で、その所の兵馬俑（へいばよう）」
■高速は渋滞 事故で通行止めも
高速道路は各地で朝から激しい渋滞が。東京・八王子市の圏央道外回りでは午前7時ごろ、トラックのタイヤから火が出ました。この影響で午前8時から1時間ほど通行止めに…。東名高速の下りでは、午前7時時点で秦野中井インターチェンジを先頭に35キロの渋滞です。
■首都圏から「近い 涼しい 屋内も」
マイカーでの帰省や旅行、ガソリン価格の高騰も直撃します。遠出するにも時間と労力がかかるお盆休み。
お盆休みでにぎわうのは、富士山の2合目にある遊園地です。11日の東京都心は最高気温35℃の猛暑日で史上最多を更新。一方、富士山の遊園地では真夏でも30℃を超えることはめったにないといいます。
さらに、台風7号が迫るなか、園内の新スポットも人気です。悪天候でも遊びを満喫できる「全天候型」のアクティビティ施設です。11日は普段の2倍ほどのお客さんが来場。
茨城から来た人：「キャンプも含めて予定していたが、雨の予報だったのでホテルに変更して、涼しい場所で楽しめれば。地上よりは涼しい」
■迫る台風 お盆の観光客に“変化”
お盆休みの人気観光地、湘南海岸でも。屋外でも室内でも楽しめる水族館がにぎわっていました。
横浜から来た人（20代）：「きょうからお盆休みで、16日まで。後半の方で東京に出掛けようと思っていたが、それが無理かな。台風で予定が変わってしまうので、それがちょっと」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
