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学生時代に薬物依存の経験者「社会に出るのが怖くなる」関西4私大の新入生4割「薬物手に入る」回答も
覚醒剤などの所持で日大のアメフト部員が逮捕されました。見えてきたのは、若者と薬物の距離が近づいているという現実です。学生時代に薬物依存した2人の男性が読売テレビの取材に語った、その実態とはー。
7日、読売テレビの取材に応じたのは、高校生や大学生の時に薬物を使い始めたという2人の男性です。
高校生の時に薬物使用 40代男性
「友達に連絡をすれば(薬物を)くれる。電話一本ですぐ手に入る」
大学生の時に薬物使用 30代男性
「路上でも漫画喫茶でも使うし、友人宅や実家でも使っていました。大麻、コカイン、MDMA。そういったものに、だんだん移行していきました」
持っているだけや、たとえ1回だけの使用でも犯罪になる違法薬物をめぐってはー。
「日大のアメフト部員が出てきました。いま捜査員に促されて車に乗り込みました」
日本大学アメリカンフットボール部の部員の男が、覚醒剤と大麻を寮で所持していたとして、5日に逮捕されました。
また、岐阜県瑞穂(みずほ)市にある朝日大学のラグビー部員の男3人が、19歳の少年に大麻を販売した疑いで今月3日に逮捕されるなど、学生による“違法薬物問題”が相次いで浮上しています。
今回2つの事件で、薬物の入手経路はまだ明らかになっていませんが、違法薬物がいま若者たちの身近に迫っていることを示す調査結果があります。
これは、関西の4つの私立大学が新入生に対して昨年行った薬物への意識調査の結果です。このなかで「薬物が使用されているところを直接見たことがある」は8.3%。また「薬物は入手可能か」という質問に「難しいが手に入る」もしくは「手に入る」と回答したのが、38.2%にも上りました。
さらに「手に入る」と回答した学生にその理由を尋ねたところ、89.3%が「SNSやインターネットで探せば見つけることができると思うから」と回答していたのです。
大学生の時に薬物使用 30代男性
「PV(音楽のプロモーション・ビデオ)とか、薬を使っている映像とか、大麻を吸いながら歌う映像とかそういったものが最近すごく多かったり、カッコいいなと正直思うので、そういう憧れをもつ大学生が増えているのかなと思う」
2人が共通して訴えた違法薬物の恐ろしさ。それは使用によって「社会と断絶」される恐怖です。
高校生の時に薬物使用 40代男性
「薬をやっている時が一番安心する時間になってしまうので、社会に出るのが苦手になってしまう。それが一番怖い」
大学生の時に薬物使用 30代男性
「薬を使っている人しか関われなくなって、大学に行っても居場所がない。家族に本当のことを話していないので居場所がない。どんどん自分の居場所がなくなってくる。それが一番怖かったかなと思います」
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