台風6号 今後の進路は?西日本で災害級の大雨も 予報士解説(2023年8月5日)

台風6号 今後の進路は?西日本で災害級の大雨も 予報士解説(2023年8月5日)

台風6号 今後の進路は?西日本で災害級の大雨も 予報士解説(2023年8月5日)

■雨雲の様子
5日(土)午後10時時点の雨雲の様子を見てみますと、沖縄や奄美に台風本体の活発な雨雲がかかっている状況です。
沖縄県には土砂災害警戒情報が発表されています。

■台風進路
6日(日)にかけて台風が奄美を直撃しそうです。その後、週明け7日(月)から、進路を北よりに変え再び強い勢力となり西日本に接近。その後9日(水)ごろは九州や四国に上陸する可能性が高まってきました。

■雨予想
6日(日)昼にかけて沖縄や奄美でピークとなりそうで、暗い時間帯に重なりそうです。
また、九州南部は6日(日)にかけては300mmの大雨となり、九州南部、奄美、沖縄では線状降水帯が発生する恐れもあります。
そして、台風から湿った空気が流れ込みますので、四国や紀伊半島でも局地的に大雨となり、関東は東京都心も含めて局地的に激しく降りそうです。

■大雨・暴風の警戒期間
台風6号は影響が“広く”“長い”というのが特徴です。
6日(日)から、東海~西日本では警報級の大雨の恐れがあり、風の影響も大きくなります。
9日(水)ごろからは広い範囲で暴風雨の恐れがあり、影響が一番長引くのは沖縄や奄美。台風が離れても9日(水)ごろにかけて荒れた天気となりそうです。

■停電リスクと警戒地域
沖縄は6日(日)かけて警戒が続きそうで、奄美に関しては8日(火)にかけて注意が必要です。
7月に豪雨となった九州北部でも再び、災害級の大雨や暴風雨に警戒してください。また、関東などでも竜巻などの恐れがあります。台風が前線を刺激して、北海道でも記録的な雨量となる恐れがあります。

■週間予報
大阪や福岡は、9日(水)ごろから暴風雨となり、東京や名古屋では不安定な天気が連日続く予報となっています。
10日(木)ごろにかけて特に急な雷雨に備えてください。

気象予報士:久能木 百香
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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