沖縄はピーク越えた?まん延防止解除の5県、観光地に期待の声(2022年2月21日)
「まん延防止等重点措置」が沖縄など5つの県で解除されました。期待と不安の声が入り混じるスタートです。
視界を遮るほどの猛吹雪。暴風雪警報が出た山形県です。その雪を目当てに来た人もいます。
県内からのスキー客:「結構ピリピリしていたので、まだ気持ちはやっぱり楽といえば楽ですけど」
21日から山形県では、まん延防止措置が解除されました。スキー場にあるホテルは、早速予約が入っていました。
蔵王温泉観光協会・伊藤八右衛門会長:「大変うれしいです。解除になったら少しずつ山形県民の予約が入ってきました。よその県も早く解除になるとありがたいなと思っています」
スキー場は、書き入れ時に間に合いました。
蔵王温泉観光協会・伊藤八右衛門会長:「(Q.蔵王のスキーシーズンはいつまで?)3月いっぱいが一番良いところですね」
まん延防止措置が続いたなか、客層の変化も感じていました。
蔵王温泉観光協会・伊藤八右衛門会長:「首都圏の人もだいぶ『まん延防止』に飽きているんじゃないでしょうか」「(Q.そう感じますか?)感じます。駐車場を見ると首都圏多いですもん。だいたい7割くらい占めますね」
まん延防止措置が解除されたのは山形などの5県。“第6波”では初めての緩和です。
一転、一面、青い海が広がる美ら海です。
石垣やいま村・住吉隆治支配人:「世の中がもうちょっと大丈夫な形になれば、そこから本格的に(回復)という感じと思うので緩やかな期待をしている」
同じく解除された沖縄県石垣島です。八重山の家を再現“古き良き琉球”を体感できる日本最南端のテーマパークです。
手のひらに乗るほどのリスザルも出迎えてくれます。コロナ前150万人近くが訪れた石垣島は、大きなダメージを受けていました。
石垣やいま村・住吉隆治支配人:「実は緊急事態宣言が出たタイミングに合わせて、本当に客が来なくなった。54万人(去年、来島者数2019年比)約37%。島に来る客自体、相当数減っている」
春に向け、学生の卒業旅行が期待されるだけに解除にかける期待は小さくありません。
石垣やいま村・住吉隆治支配人:「沖縄のゆっくりした時間の流れのなかで、“やいま村”の屋外の中を散歩して頂くのが、非常に気持ち的にも楽になる」
沖縄の感染者数は、ピークは越えたものの、減少幅はさほど大きくありません。感染者のピークとずれ、増えることが懸念されていた病床使用率は50%を下回っています。専門家は沖縄の推移を注視していくべきと話しています。
大阪大学医学部・忽那賢志教授:「ピーク時と比べ、今は沖縄県の状況は改善している。ただ今までのようにすっと波が引いていくというよりは、通常の医療の提供体制に戻るまでは時間がかかるかもしれない。そのあたりは、これから沖縄がどういう患者数の推移をしていくかは非常に参考になる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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