くら寿司“迷惑動画”投稿 初公判で黒髪スーツ姿「反省の気持ち」(2023年7月20日)
回転ずし店でしょうゆ差しを口元へ近付ける迷惑動画をSNSに投稿し、運営会社の業務を妨害したなどとされる男が20日の初公判で起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、吉野凌雅被告（21）は今年2月、名古屋市中区にある「くら寿司」の店内でしょうゆ差しに口を近付けて直接しょうゆを飲んだかのような動画を撮影してSNSに投稿し、運営会社の業務を妨害したなどの罪に問われています。
吉野凌雅被告：「たくさんの人を傷付けてしまったので、反省の思いを込めてこの法廷で意見を述べていけたらと思います」
吉野被告は20日の初公判で、裁判長に起訴内容に間違いがないか問われると「何もないです」と述べ、起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、回転ずしでの迷惑動画が社会問題になっているなか、注ぎ口に直接口を付けなければ大丈夫と安易な考えで動画を撮影し、SNSで炎上したことで店の売り上げにも悪影響を及ぼしたと指摘していました。
弁護側は事実関係を認め、情状酌量を求めるとしています。
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