脱毛クリニック突然閉院…男性患者ら110人 2200万円返金求め集団提訴 給与未払いも【知っておきたい!】(2023年7月20日)
全国に展開している男性専門の医療脱毛クリニック「ウルフクリニック」は、格安で医療脱毛ができるなどとうたい、契約を結んでいました。
しかし、原告は次にように話します。
原告・佐々木ディエゴ剛実さん(30):「私の被害としては、43万8000円を支払って、一度も施術を受けていなくて、今に至る状況になっております」
施術費を前払いしましたが、今年4月に突然閉院し、施術が受けられず、返金もされていないということです。
契約した男性患者ら110人は、クリニックの医師ら5人に対し、合わせて2200万円の返金を求め、19日に東京地裁などに集団提訴しました。
一方、クリニックに勤めていた看護師からは、こんな証言もあります。
元ウルフクリニック・看護師(20代):「電話は取らなくていいみたいな感じで、上からの指示が出ていて。着信音もできるだけ小さくして、電話を取らないようにしていました」
さらに、給与が支払われていないといいます。
元ウルフクリニック・看護師(20代)「急に破産するっていうのが弁護士事務所から届いたので。従業員のことを何だと思っているのか」
弁護団によりますと、少なくとも1000人を超える利用者が被害を訴えているということです。
(「グッド!モーニング」2023年7月20日放送分より)
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