祇園祭・前祭の山鉾巡行 猛暑の中、豪華絢爛な２３基が都大路を進む 豪快な「辻回し」に歓声と拍手
京都では猛暑の中、日本三大祭りの一つ、祇園祭・前（さき）祭の山鉾（やまほこ）巡行が行われています。
「エ～ンヤ～ラ～ヤ～」
１７日朝、先頭を行く長刀（なぎなた）鉾の稚児が四条通に張られたしめ縄を太刀で切り落とし、前祭のクライマックス、山鉾巡行が始まりました。
コンチキチンの祇園囃子（ばやし）が流れる中、豪華絢爛（けんらん）な２３基の山と鉾が都大路をゆっくりと進みます。
交差点では鉾を９０度回転させる「辻回し」が披露され、１０トンを超える鉾が豪快に向きを変えると、歓声と拍手が沸き起こりました。
１７日の京都市内の予想最高気温は３８度と、今年一番の暑さとなる見込みです。
