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“母子殺害”国際手配のブラジル国籍の夫を逮捕 被害者の友人「やっと一歩が踏み出せる」と心境語る
2022年、大阪府堺市で、妻と娘を殺害したとして国際手配されていた夫が、14日、ブラジルの連邦警察に逮捕されました。被害者の友人が読売テレビの取材に「やっと一歩が踏み出せる」と心境を語りました。
殺人の疑いで逮捕された、ブラジル国籍のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(34)は、22年8月、堺市の自宅で、妻の荒牧愛美さんと長女のリリィちゃんを刃物のようなもので刺し殺害した疑いです。
バルボサ容疑者は、事件発覚前に母国であるブラジルに逃亡し、大阪府警は現地に捜査員を派遣するなどしたほか、国際手配していました。
ブラジル連邦警察によりますと、日本の警察当局との国際協力により、14日にバルボサ容疑者を発見し逮捕に至ったということです。
バルボサ容疑者の身柄は、サンパウロから出身地の南部パラナ州に移送されました。
バルボサ容疑者が逮捕されたことを受け、荒牧さんと10年来の友人が、読売テレビの取材に胸の内を明かしました。
愛美さんの友人
「やっと第一歩を踏み出せたと思った。1秒たりとも(愛美さんとリリィちゃんを)忘れたことがなかった。彼女たちが殺されてるところは見ていないが、ほぼ毎日、その映像みたいなものを夢で見て、ずっと寝られなかった」
大阪府警は、ブラジルの日本大使館から、警察庁を通じて逮捕の連絡を受けたということです。
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