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「死亡に対する初動なされていない」手術後に患者6人死亡と告発受け調査委員会が会見 神戸徳洲会病院
兵庫県神戸市の神戸徳洲会病院で、特定の医師が関わったカテーテル手術や検査のあとに6人の患者が死亡したという告発があった問題で、14日、病院側の調査委員会が行われました。委員会は会見を開き、「処置後の死亡に対する病院全体の初動がなされていなかったと感じた」などとしました。
神戸市によりますと、神戸徳洲会病院に今年1月に赴任した男性医師がカテーテル手術や検査を行った後、患者6人が死亡したなどとする告発文が先月、市に届きました。
この男性医師は循環器内科に所属し、心臓のカテーテル手術などを月に40件程度行っているということです。
病院側は、これまで「現時点では医療事故としては把握していない」とコメントしていますが、神戸市は、7月から臨時の立ち入り検査を実施していて、患者のカルテに不備がないかや医療安全体制に問題がないかなどの確認を進めています。
その後の神戸市への取材で、市が患者の電子カルテを確認したところ、死亡した6人のうち3人の電子カルテに容体が急変した際の記載がなかったり、患者の家族に治療の経過や死因を説明した記録が残っていなかったりしたことがわかっています。
市は、カルテの不備について、最新の診療記録などを反映するよう定める国の指針に抵触するとみています。
また、患者の死亡事案について、手術が適切であったにもかかわらず起きたものなのかどうかの検討や報告をした形跡がなかったことから、安全対策にも問題があたっとみていて、市は今後、行政指導を行う方針です。
14日、病院側は今回の問題で初めての調査委員会を開き、経緯について検証を始めました。
委員会後、会見が行われ、カルテの不備について「ご家族、患者への説明内容が詳細に説明した結果を記載しておくべきだった」としたうえで、「処置後の死亡に対する病院全体の初動がなされていなかったと感じた」と見解を示しました。
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