福岡で土石流 1人心肺停止 大分は店舗に濁流 被害拡大(2023年7月10日)
土石流が発生した福岡県久留米市で1人が心肺停止の状態で発見されました。人的被害が拡大しています。
■福岡で土石流 1人心肺停止
一時、およそ20人の安否が分かっていなかった福岡県久留米市の土石流で久留米市によりますと、1人が心肺停止の状態で発見されたということです。年代や性別は不明だということです。
また、車が冠水した現場からおよそ3.5キロの場所で死者が発見されました。車の所有者と連絡がつかず、身元特定を進めています。
■“大雨被害”広い範囲に拡大
夜が明ける前から各地で土砂崩れも。特に山などがない道路も石垣から土砂が流入したのでしょうか。とても走れる状況ではありません。
夜が明け、危険な状況が次々分かってきました。福岡市内有数の繁華街、川端商店街の近くを流れる那珂川。濁流となり普段は人が歩ける歩道もすっかり見えなくなりました。徐々に水位が上がっているのが分かります。
福岡県広川町。水が引いた1時間半後…。地盤が崩れたのでしょうか。家が倒壊する瞬間の映像です。
■大分は店舗に濁流 被害拡大
大雨警報が出された大分県中津市。川が氾濫し、町に浸水被害が相次ぎました。市内のベーカリーショップ。濁流が店の中まで押し寄せました。店主は泥をかき出す作業に追われます。
小谷瀬パン工房 小谷瀬芳子さん(76):「機械とかが電気が通じれば良いけどね。分からんきね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く