蒸気が噴き出し高い濃度の“ヒ素”検出 掘削会社の社長が町長訪問 北海道・蘭越町|TBS NEWS DIG
北海道蘭越町の掘削現場から蒸気が噴き出し、高い濃度のヒ素が検出された問題。きょう、掘削会社の社長が町長を訪問し、今後の対策などを報告しました。
一礼して蘭越町の町長室に向かうのは、三井石油開発の原田英典社長。今後の対策などを報告するため、きょう午前、町役場を訪れました。
蘭越町 金秀行町長
「私としては1日も早くいま放出されているヒ素を含んでいる水の処理、これをいかに早く対応してくれるかということを協議させてもらった」
先月29日から続く蒸気の噴出は今も収まっておらず、掘削現場からはきのうも飲料水基準の2100倍となる高濃度のヒ素が検出されています。また、農業用水などに使われる取水口でも飲料水基準に近いヒ素が検出されていますが、会社側は農業用の取水については問題ないと説明しています。
しかし、地元の農家からは風評被害への懸念も。
地元の農家
「こうやって報道されている以上、(風評被害は)どうしようもないこと。だからこそずっと絶対安全だと言われるまで使わないようにしていたので、そこは蘭越町の農家を信じてほしい」
三井石油開発 原田英典社長
「きょうの午後から、現在あふれている基地から道路を挟んだ向かいの敷地があって、そこに水を移設するためのパイプラインの工事を着工する」
三井石油開発はきょうから、ヒ素を含む水を処理するパイプラインの工事を始めましたが、水の放出を停めるには2週間程度かかる見通しです。
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