暑い新潟で全国初の37記録東京35超え強い日差しに悲鳴肌が痛い(2023年7月7日)

暑い新潟で全国初の37記録東京35超え強い日差しに悲鳴肌が痛い(2023年7月7日)

暑い! 新潟で全国初の37℃記録 東京35℃超え 強い日差しに悲鳴「肌が痛い」(2023年7月7日)

 7日は全国的に気温が上がり、危険な暑さとなっています。新潟県では今年、全国で初となる37℃台を観測しました。来週にかけては九州北部や東海など広い範囲で災害級の大雨となるも恐れがあり、気象庁が注意を呼び掛けています。

 あまりの暑さに愚痴も出ます。

 やまいし果物店・石月勝店長:「いやあ暑いですね。暑すぎると、お客も(外)出られないから」

 真夏並みの暖気と強い日差しの影響で全国的に危険な暑さとなった7日。最も危険だったのは唯一37℃を観測した新潟県新津市でした。37℃には及びませんが、福島県では36.9℃を観測しました。

 きょうは7月7日。七夕伝説のある大阪交野市の星田妙見宮では風にそよぐ短冊が涼やかですが、気温が35℃を超えました。

 その隣の京都では、近畿地方一番の暑さ。

 観光客:「東京から来ました。暑すぎ!アイスがもう溶けちゃって」

 3分前に買ったアイスも…。また、京都府舞鶴市の海水浴場では波に遊ぶ人たちの姿が見られました。

 今年初めての猛暑日となった長野市の動物園では、1日に生まれたアミメキリンの赤ちゃんがセミたちの大合唱のなか、屋外で歩く練習です。元々はサバンナの生き物ですが、暑さ対策などはあるのでしょうか。

 飼育員:「赤ちゃんとお母さんは中と出入りできるようにして、中は扇風機が常時回ってるので、あと室内にも水を飲めるところがあるので、自分の好きなタイミングで水分補給をしてもらっている」

 東京都内でも練馬区や八王子市で35℃を超え、今年初の猛暑日を観測。

 「痛い」と感じるほどの「危険な暑さ」。35℃を超える猛暑日地点は62となり、今年最多となりました。

 一方、九州では再び激しい雨。大分県日田市では降りしきる雨のなか、折り畳み傘を持って記念写真を撮る観光客の姿が見られました。

 九州北部から山口県には梅雨前線が掛かり、福岡県では山沿いで今年一番の激しい雨が降りました。

 気象庁によりますと、西日本に掛かった梅雨前線が次第に活発になり、特に8日から9日にかけて九州北部や中国地方から北陸を中心に雨量がかなり多くなると予想されます。

 気象庁・立原秀一主任予報官:「大雨に対する危機感、警戒感を高めていただきたい」

 大雨によって災害の危険度が高まっていくなか、7月7日は多く人にとって忘れ難い日でした。

 5年前に愛媛県で33人が犠牲となった西日本豪雨。西予市野村町ではダムの緊急放流後、肱川が氾濫して5人が死亡しました。

 あれから7日で5年。氾濫した川に架かる橋では、住民が黙祷(もくとう)を捧げます。

 親類や友人をなくした男性:「近い人間を亡くすと、それまではそんなに思わなくても7月7日になったら生きていたらどうだったろうと。あんなことがなかったら、まだ一緒に遊んでいたと思いながら手を合わせた」

 今後、九州から北陸など日本海側を中心に広い範囲で見込まれる大雨。土砂災害や浸水、川の氾濫にも注意が必要です。
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