祇園祭「吉符入りの儀」祭りの無事を祈る 長刀鉾の稚児たちが「太平の舞」を披露
京都・祇園祭の無事を祈る「吉符(きっぷ)入りの儀」が行われ、長刀鉾(なぎなたぼこ)の稚児たちが舞を披露しました。
「吉符入りの儀」は、1か月にわたる祇園祭の安全を祈るため、山や鉾を持つ町ごとに行われる儀式です。
前(さき)祭の山鉾巡行の先頭をきる長刀鉾が納められている町会所では、今年の稚児と禿(かむろ)の名前が書かれた吉符が神前に納められました。
その後、稚児たちは四条通に面した町会所の2階から巡行の際に鉾の上で舞う「太平の舞」を披露し、地元の人や観光客らが古式ゆかしい舞に見入っていました。
「吉符入りの儀」を終えた5日夜から長刀鉾町に祇園囃子(ばやし)の音色が響き渡ります。
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